体がよろこぶ!「効く」漢方の正体

銭湯検定公式テキスト

監修:町田忍 米山勇

日本人は世界に冠たる入浴文化を持つ民族だといわれます。その入浴文化は、共同入浴というスタイルから始まりました。

共同入浴の起源は、奈良時代の光明皇后による立願施浴まで遡ることができます。これが公衆浴場の原点で、江戸時代には湯屋と呼ばれるようになり、身分上下の区別がなく、裸の付き合いができる庶民の憩いの場として発展しました。また、庶民の情報交流の場としても重要な位置を占めたのです。 明治維新以降、銭湯は地域住民の保健衛生を守る役割だけでなく、健康増進の場として、子供の教育の場として、あるいは高齢者や障害者の福祉向上の場としても大いに寄与するようになりました。

このように、日本の入浴文化の軸は銭湯ですが、入浴は日本人の生活シーンの中でもひときわ大切な時間と認識されています。風呂へのこだわりは、医学、文学、建築学、歴史学などの学術レベルで語られたり、「銭湯お遍路」などのエンタテイメントとして盛り上がったり、ペンキ絵のミニチュアを家庭の浴室で再現して楽しんだりと、様々に広がっています。私たち日本人は、何気なく存在していながら重く深い意味を持つ入浴文化と、それを支えてきた銭湯について、より積極的に後世に語り伝えていく、あるいは世界に向けて発信していく必要性を感じてなりません。

そうした国民的運動創出の一環として、このたび「銭湯検定」を企画しました。本書はその公式テキスト第1弾です。

正誤表(2009年7月29日更新)



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当社ではこのサイト内の「生活の森」で「銭湯の木」を、「健康の森」のなかで「ア ロマテラピーの木」と「漢方の木」をそれぞれリリースしています。それぞれの木を これから徐々に成長させていきますが、現在は「銭湯博士検定」「アロマテラピー博 士検定」「漢方博士検定」が芽生えていますので、ぜひ挑戦してみてください。