風呂屋のオヤジの番台ブログ

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川柳っていいねえ

 今朝の読売新聞(4/24)に「壊し屋が壁塗替える雑居ビル」という川柳が載っていた。時事川柳愛好者大会の最優秀作品だというけど、さすがうまいねえ。小沢・新生民主党を風刺してまさに傑作だ。そして夕刊の「よみうり寸評」にもこの句を取り上げ「衆院千葉7区の補選で自民党に競り勝った民主党に、偽メールで手痛く汚れた壁を小沢新体制でうまく塗り込めることに成功した…」とも書かれていたな。

 アタシね、川柳って大好きなんだ。しかし自分で作句するってことができないんですな。たまにやってみてもロクなものができない。で、いつも人様の詠んだ名句にクスッと笑いウマイねえと楽しんでいるんですわ。

 川柳というのは江戸の中期頃から始まったとされているんだよね。そして銭湯に関する川柳も随分とあるんだ。そこで以前アタシが全国浴場新聞に書かせてもらったクダラナイ川柳の話を今日、新聞で名句をみたついでにもう一回臆面もなくブログでオサライをしてみようと思ったんだ。ほんの一部だけどね。

 まずはその1。

 江戸銭湯の朝湯風景で、当時は毎朝5時・6時から開店したらしいが「締出しのように朝湯を待っている」「内の戸があかぬと湯屋の戸を叩き」夜明けを待たずに客が押し寄せたという、何とも繁盛したよき時代なんだなあ。

 次いでその2は江戸初期から幕末まであった男女混浴の「入り込み湯」である。

「念のため湯屋で仲人見合いさせ」。スッポンポンでのお見合いなら間違いない。

「入り込みは抜き身はまぐりごったなり」「入り込みはいいが倅が不心得」

 さてその他まだまだ仰山あるんだけど、ここで一気に平成へ飛んでいこう。こちらは「平成とっておき人生川柳・榎本勝起・選」と「サラリーマン川柳傑作選・山藤章ニ・尾藤三柳・選」から借用して、銭湯で使える句を二つ三つ。

 一年ほど前まではカップルで見えていた30代の女性。この頃は一人でお見えになる。風呂屋のオヤジはどうも気になる。別れたのかなあ。だとすりゃこの句だ。

「投げ捨てたい過去の男の顔とクセ・紺野伸江」。

 中年の女性。水商売の方なのか美人なんだが全体的になんとも派手である。

「ひとまわり若くとムリし厚化粧」

「厚化粧ハエはとまれど蚊は刺せず・斉藤圭子」

 大きなお世話だが、どうもフリンのニオイがする中年の男性と若い女性。

「馬鹿だなあ追ってどうする他人の夫」

「離れない!だって貴男の子ができた」

 もっともっと載せたいんだけど紙面がない。で最後は駄句を一つ。

「いらっしゃい!美人に声が高くなり・番台のオヤジ」






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